


なんどもしつこく告知しているのでこのブログをみてくれる人はもうわかったわい!状態と思われますが、来たる1月24日に「ダラママ主婦の子育て記録 なんとかここまでやってきた」が出版されます。
もうあと10日切りました、本当にあと少しです…!
そんな緊張迫る中、この本ができるまでの流れを追ってみようと思います。
SNSで上の漫画を出してますが、詳細を読めるのはこのブログだけ…!(需要はない)
発売までの10日間、2日に1話ペースの全5話くらいで描いていくつもりです。
では今回は「書籍化打診がやってくるまでの流れ」についてです。
何もできない産後、描き始めた漫画
約3年前、私は母になりました。
独身時代から自分のことすらままならない私ですから、産後は相当荒れました。
振り返ってみれば産後鬱と言ってもいいくらい、とにかく毎日疲れと孤独と戦っていました。
そんな私の拠り所はネット。
こう書くと根暗一直線に感じられそうですが、今のご時世自分と同じ悩みを持ってる人間に会うことなんてまれですし、会えたとしてもその人が悩みを打ち明けてもいいかどうかのジャッジは深刻。
私にとってはリアルこそがリスキーでした。(←無意味にカタカナを使いたがる)
で、私が心を開いたのは当時から話題だったインスタグラム。
インスタ=写真な印象しかありませんでしたが、よくよく見ると可愛らしいイラストを投稿している人も結構いて、「あ、私も絵が描きたい」となってペンを持ちました。
それが私の育児イラストのスタートです。
ハンドメイドからイラスト、そして漫画
はじめは趣味のハンドメイドの写真をアップするアカウントでしたが、ちょっとしたイラストを描いたらいつもよりいいねがもらえて!
そこらへんから調子乗ってイラストの方にシフトしていきました。
その当時の投稿はこちら
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なんか今のイラストとだいぶ差がありますね。まだまだ照れを感じます。(評論風)
この時は、2年後には全裸でアカスリする漫画を描くなんて思いもよらなかったでしょう。
そんなこんなでいろいろあって、なぜか漫画を描いたことなんてほとんどなかった私が流れで漫画を描くようになりました。
素人の真似事なので、見様見真似。
それこそ、それから2年後の私が漫画で本を出すなんて私自身が一番信じられません。
ツイッターへ乱入
漫画をアップするようなってから1年くらいたった昨年5月、これまた流れでツイッターアカウントを開設。
それまでなんとなく二の足踏んでいましたが、ツイッターを始めると新しい気づきがたくさんありました。
まず拡散性の違い、男女比、どういう漫画がウケるのかも、まるで違う。
現在はインスタ3万人、ツイッターが4.5万人くらいのフォロワーさんがみてくれていますが、SNSごとに反応がかなり違います。
そしてこのSNSがきっかけで、思わぬ連絡をもらうことになりました…。
やってきた書籍化打診
そんなSNS漬けな毎日を送っていた昨年8月末。
ブログを通して1通のメールが。
いつものようにアイス片手にメールを開くと、件名は「書籍化打診について」。
もうね、ぞわっとしたよね。
え?なになに?迷惑メール?むしろウィルスメールで開けちゃダメなやつ?
って思いながら指が勝手にメール開けちゃうんですよ、困ったもんです。
そしたらそこには丁寧で簡潔なビジネスメール。
緊張と動揺のあまり、目が滑る。滑る。
滑りついでに文中から「KADOKAWA」という文字を見つける。
わーーー!!KA DO KA WA !!
しってる!しってるこれ!エヴァンゲリオンの出版社だ!少年エースのとこだ!!!!
エヴァからオタク街道の闇にひきづりこまれた私にとっては、KADOKAWAという文面はそれだけでパンチが大きすぎた。
どどどどどどういうことでしょうか、書籍化っていわゆる書籍化?
打診ってどういう意味だっけ、野球用語かな…?!
もう私のテンパりよう、天貫く。
こうして私の出版への長い道のりが始まりました。
(つづく)
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