前回の続き
先生の宣言通り、BGMもテンポアップ!ダンスも速度アップ!!
1分の水分休憩の時、隣のおばさまが声をかけてくれた。
おばさま「あなた初めてよね?この先生早いから大変なのよ〜、私もついてけないの。無理しないでね」
なんと優しい。そうだよね、30代の私がこれなんだもん、60代くらいのこの方には辛すぎるでしょ・・・。
むしろ私が同情しながらも、そんな暇を与えてくれるわけもなく後半戦スタート。
先生「はい、じゃあこのステップ2回続けてからさっきのステップ!」
そんなの無理だわ!さっきのステップってなんや!忘れたわ!
もう悪態つきなくなるスピード感ですが、なんと周りの人たちはちゃんとついていってる。
どういうこと?なんで?すごすぎない?みんな…
それどころか「いっちにー!さんしーーー!!!」って言いながら意気揚々と踊りまくる方までいるようで…
先生「じゃあつぎはくるっと回って後ろ見ながらー!」
なんと後ろ向きながら新しいステップ。これ先生見えんじゃん!無理なやつ!
でもなぜかみんなできてるんです。こわいこわいこわい、怪談話急に怖い、どういうこと?
ここでやっとわかったんですが、このスタジオは常連さんばかりで、ダンスもいつも一緒みたいです。
だからみんな暗記してて、それを楽しく踊ってるみたいな。
公演直前のミュージカルゲネプロに、初見の若造が迷い込んだみたいな構図だったんですね。これは無理でしょ。
それがわかるともう自分ができないことはどうでもよくなってきて、むしろ心配なのは先ほど声をかけてくれたおば様。
大丈夫だろうかと心配になり目を向けてみると…
おば様「いっちにー!さんしーーー!!!」
…どうやらさきほどのおばさまは常連の重鎮だったようです。
そんなこんなで、エアロビは年配の方ばかりのスタジオでも侮ってはいけない。という教訓をここに記しておきます。
私はちょっとトラウマで、あれからエアロビの時間は顔だしてません。
楽しかったですけどね。ちょっと私はもう良いです。
次はヨガをレポってみます。続く。。