【不審者レポ⑪】唐突なるフラッシュバック。事件後1年に明らかになった自分の中の闇




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事件から1年後

あの事件から1年がたち、私は普段の生活を取り戻していました。

事件の時に支えてくれた彼氏は旦那になり、あの家からはちょっと遠いアパートに引っ越して生活していました。

仕事は相変わらず忙しく、繁忙期の時期はやはり終電で帰ってくる毎日でした。

でも夜道を歩くのもなれたし、子供じゃないから怖いなんて言ってられない。ここまでトラウマもなくやってこれたんだし、私は大丈夫だと思っていた。

たとえまた襲われても、大声出せば大丈夫なんとかなるだろうと高をくくっていた。

1度の成功体験が人間を買い被らせるとはまさにこのことだと思う。自分で恥ずかしい。

唐突なるフラッシュバック

そんな夜道。駅から家までの徒歩5分。駅ちかだけど小さな駅なので辺り一帯は暗かった。

いつも通り歩いていると、角からぬっと知らない影が現れて声をかけてきた

不審者?
ねぇ、ちょっといっしょに遊ばな…

 

わたし
ぎゃ!ひゃ!

わ・・・!(声が出ない…!!)

まさかの自体。声が出なかった。

不審者?
え、なに?どうしたの?
わたし
ひぃ!ぎゃっ…(声が出ない!!!)

そうこうしているうちに、不審者らしき人物は去っていく。

不審者?
なんだよ…やべー奴じゃん。

帰ろ…

そうです、やべ―奴です。

どうやら男性は不審者とかではなく、ただのナンパかキャッチだったんだと思います。

でも私は怖くて怖くて…その男性が刃物を持っているかもしれないと考えると身動きが出来なくなってしまいました。

そして男性が立ち去った後、無我夢中で家まで走って帰りました。

事件のアナフィラキシーショック

1年前刃物を持った男性が窓から入ってきた時よりも、この夜道にあった男性の方が数倍も怖い思いをしました。

私はこれを、事件のアナフィラキシーショックと呼んでます。

初回はとにかく驚く気持ちの方が先で、恐怖は後からじわじわやってきた。だから無我夢中で戦えたんだと思う。

でも今回は、あの体験を一瞬でフラッシュバックすることになり、事の恐ろしさがぶり帰って初回よりも過剰に反応してしまったんだと思う。

自分も知らない、知りたくなかった自分に出会ってしまった。

私は克服しきってなんかない、私の中にまだ犯人がいることを認めざるを得なかった。

恐ろしくて、私はその日一晩中震えていました。

窓から不審者レポの全編はこちらから!

窓から知らない人が入ってきた話 その1
窓から知らない人が入ってきた話 その2
窓から知らない人が入ってきた話 その3
窓から知らない人が入ってきた話 その4
窓から知らない人が入ってきた話 その5
窓から知らない人が入ってきた話 その6
窓から知らない人が入ってきた話 その7
窓から知らない人が入ってきた話 その8
窓から知らない人が入ってきた話 その9
窓から知らない人が入ってきた話 その10
窓から知らない人が入ってきた話 その11←今ココ
窓から知らない人が入ってきた話 その12

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