戦意復活でもう一度バトル
一度は死も覚悟した私でしたが、不審者のとんでもねぇ要求で目を覚まし、再びバトることになった私。
とりあえず、手元にあったペンで不審者の首をぶっ刺します。

とにかく力の限り、何度もぶっ刺しました。
後談ですが、この時思いっきりペンで刺したのでもちろんペン先は壊れたんですが、そのペン先から不審者の肉片(ギャー――)が採取できたため、警察のDNA鑑定に回すことが出来ました。
刺しすぎ!!!

しね!ブス
とうとうブス呼ばわりでございます。
人ん家に許可なく入ってきて、黙れだの殺すだのパンツ脱げだの…
挙句の果てにはブス呼ばわりですよ。
てめぇはブスのパンツがほしいのか。ブス専かよ。
殺す気ないんじゃない?
というかさっきから口だけは強気ですが、この不審者まったく私を刺そうとしません。
一応首横を何度もぐさぐさ持ってるハサミで刺してきてるんすけど、全くもって急所を突かない。手をあと10㎝横にスライドしたら首中央というド急所があるというのに。
それでわかっちゃうんですよね、「あ、こいつ殺す気ないな」っていうのが。
殺す気がないと直感でわかると変に余裕が出来まして、周りを見回すことが出来るようになるんです。ペンでぶっ刺しながら。
そしたら、ちょっと手を伸ばしたところにさっきまで通話してたスマホがあったんです。しかもまだ彼氏とつながってるっぽい。
スマホの活用法
この危機に、スマホが彼氏につながっている。
こんなチャンスというかラッキーはありませんよね。
普通に冷静に考えれば、大声で彼氏に「警察呼んで―!」って言えばいいですよね、はい解決。
ところが・・・

あそこの携帯まだ通話繋がってるけど切らなくていいの?!
あろう事か不審者に謎の指示。
人間、テンパるとなに起こすかわかりませんね。
でも不審者も通話で聞かれるのはさすがにやばいと思ったのか、馬乗りにしていた私から離れて私のスマホを回収。私のスマホの通話終了操作を行う為に数秒背中を向けた。
めっちゃチャンス!!
なんで逃げないの、私
犯人が離れて、しかも背中向けてる。
こんなチャンス、玄関から逃げるほかありません!
でもそんなジャッジ、興奮した私が出来ると思いますか。できません。(即答)
唱えたパルプンテは、一番悪いコマンドを選択しました。

帰れ…!!
キッチンにおいてあったキッチンハサミを武器に、犯人に詰め寄ってしまったのです。
窓から不審者レポの全編はこちらから!
窓から知らない人が入ってきた話 その1
窓から知らない人が入ってきた話 その2
窓から知らない人が入ってきた話 その3
窓から知らない人が入ってきた話 その4←今ココ
窓から知らない人が入ってきた話 その5
窓から知らない人が入ってきた話 その6
窓から知らない人が入ってきた話 その7
窓から知らない人が入ってきた話 その8
窓から知らない人が入ってきた話 その9
窓から知らない人が入ってきた話 その10
窓から知らない人が入ってきた話 その11
窓から知らない人が入ってきた話 その12
(※嫁入り前のうら若き乙女です)