スキとキライと産後の私




真面目な漫画を久しぶりに描きました。

いつもふざけてるわけじゃないんだけど、真面目に書くとなんか暗く見えちゃう私の漫画…でも内容はいたって前向きです。

育児してると(特に言葉を交わせないほど子供が小さい頃は)、なんだか「私育児向いてないなー」とか思っちゃいませんか?

私は思います。バリバリ思う、今もなお思う。

たぶんそれはもうしょうがないことなんだけど、落ち込みまくってると「あれ、私って赤ちゃんのことキライなんじゃない…?ちゃんとスキでいれてるの…?」って心理状況になったりする。

これほんと怖いよね、私ってダメな母親だ…って100000000回くらい思いました。

今は娘も3歳。そんな時期もすぎて、「なるようにしかならないよね〜」という気分にやっとなれたところです。

今だからこそあの時の気持ちを数値化できないか考えた結果、この漫画のような結論に至りました。

文字では説明しにくいから、こういう時漫画っていいなと思います。

スキとキライ。

これを数値化しようとするとなぜか一直線上に座標を求めてしまいそうだけど、きっとスキとキライは別々のゲージとして存在してると思うんです。私は。

好きだけど嫌い、嫌いだけど好き。そういうものってたくさんあります。人間だって同じ。

「好きの反対は嫌いじゃない、無関心だ」とはよく言いますが、イメージとしてはそんな感じ。

嫌いなほど気になる時ってあるし、それって多分にスキが含まれてるよね…っていう考え方。

でもその気持ちって、無意識のうちに付属的な要素が加わってくる気がするんですよね。

例えば「有名な人」とか「お金持ってる」とかの付加価値が無意識にスキゲージにのっかかって、そんなに好きでもない相手に「あの人の事愛してる!」って勘違いしちゃうこととかあるんだろうなって思う。

ええ?と思うかもしれないけど、婚活市場では結構よくあることかもしれません。

話を産後の自分に置き換えてみると、逆に「寝不足」とか「産後の体が痛い」とかのマイナス要素が、『赤ちゃんへのキライゲージ』にのっかかってたんじゃないかなと思ったりしてます。

ほんとは嫌いなわけないのに、あまりにも変わってしまった自分の生活への不満がそのまま赤ちゃんへのマイナス要素だと勘違いしてしまってた気がします。

今になって「もっとこうしてあげればよかった」とか反省点はあるものの、アルバムを見返せば「スキ」であふれていて…

どの瞬間も、スキがなかった日なんてなかったなあと思います。

だから同じような気持ちで悩んでるママがいたら、「キライゲージが一時的にどんなに溜まってしまっても、スキゲージがゼロにならない限り大丈夫だよ」って言いたくてこの漫画を描きました。