









突然すぎて戸惑う
本気で職探しに行ったわけではなかったハローワークで、まさかの企業との出会い。
そして、タイミングよく現れた保育園の欠員。
全てがトントン調子で進んでいきすぎて、肝心な私の心がついて行っていない状況でした。
そもそも覚悟が出来てなかった
まだ1歳の赤ちゃんを抱えながら保活・就活をして、働きながら育てる。
多くの働くお母さんがこなしてきた流れですが、それは並大抵のことではありません。
本当に私に出来るんだろうか。
私が働きたいと言ったら、旦那を含むたくさんの人に「ハナちゃんがかわいそうだから、もう少し待ったら?」といわれました。
確かに今働き出すのは娘に負担になるんではないか。でも今働き出さなかったらまたタイミングを失うんではないか。
そんな思いがめぐって、もやもやしていた。
背中を押してくれたのは母の言葉
そんな私の背中を押してくれたのは、母の言葉だった。


母の言葉はいつになく強気だった。
母は私が小さいころから介護の仕事をバリバリこなして、60歳すぎてからケアマネ(その年の合格率13%)を取得したり、今も保育士の資格取得を目指して勉強している。
そんな母から見たら、まだ若い私がこんなことでウジウジ悩んでいる姿を見るのはつらかったんでしょう。

あんたは「もう子供も産んだし子供の事だけ考えなあかん」とか思てるんやろーけど、そんなことない!
長い人生の中で、子育ての期間なんてほんの一部。子育てが終わっても自立していけるだけの自分を持つことはめちゃ大事やで!
確かに、子育て期は長いようで短い。たとえ50歳で子育てが終わっても、人生は終わらない。
むしろ老後になってから「子供にどうにかしてもらおう」なんて思わなくてもいいように、自分で自分の生活の基盤を築き上げなくてはならない。

でも、あんたが「働きたい」って気持ちを強く持ってるんなら、今できることをしなさい。
あんたが娘を思う気持ちと同じように、私もあんたを大事に思ってる。
娘が夢を諦めるとこを見るのは、私だって辛いんやで。
その言葉にはっとしました。
今の私は、ハナちゃんを言い訳にしてるだけだった。
やり始めてうまくいかなかったら戻ればいい。この絶好のタイミングを逃せば絶対後悔する!
こうして私は母の言葉に背中を押され、本気で就活・保活しようと心に決めた。
「一歳の子供抱えて就職レポ」の全編はこちら!
【ママ就活①】1歳の子供抱えて就職 ~働きたくても働けない~
【ママ就活②】1歳の子供抱えて就職 ~ハローワークでの出会い~
【ママ就活③】1歳の子供抱えて就職 ~パートでも育休とろう~
【ママ就活④】1歳の子供抱えて就職 ~働くために保育園探し~
【ママ就活⑤】1歳の子供抱えて就職 ~背中を押した母の言葉~←今ココ
【ママ就活⑥】1歳の子供抱えて就職 ~保活が先か、就活が先か~
【ママ就活⑦】1歳の子供抱えて就職 ~いざ、面接!!~
【ママ就活⑧】1歳の子供抱えて就職 ~何が一番大切なのか~
【ママ就活⑨】1歳の子供抱えて就職 ~まさかの合格通知~
【ママ就活⑩】1歳の子供抱えて就職 ~独身の就活、子持ちの就活~
【ママ就活⑪最終話】1歳の子供抱えて就職 ~自分らしく働らく~
ハナちゃんにも申し訳ないし。