病院到着
病院に到着すると、救急チームの方々が素早く対応してくれた。
しかし、突然大人に囲まれた娘は興奮して発狂し、取り押さえられながら身体に機器を取り付けられていた。
その姿を見るのもなかなか辛く目を伏せていると、気を利かせてくださった看護師さんに別室を案内してもらった。
程なくして、落ち着いたので再び来てくださいと案内された。
生きていてくれたらそれだけでいい
案内されたベットに寝ていたハナちゃんは未だ目線は定まらず、安定剤を打ってもらったのかボーっとしていた。
当然、呼びかけても返事はない。
いつも名前を呼ぶと笑ってくれたハナちゃん。
今はママがママとわからない。
それでもいい。
ちゃんと生きて、ここにいてくれる。
それを感謝しなくてはと思った。
後は意識が戻るのを待つだけ…そう思っていた。
さらなる試練

まさかの髄液検査に、息をのんだ。
大人でもめちゃくちゃ痛いと言われる髄液検査。
それを今のこの子にするの・・・
必要な検査だからしてくれる。
それは重々わかっているし、先生には感謝しています。本当に。
でも、どうしてもかわいそうだと思っている自分もいた。
どうしてこうなったのが私じゃないんだ、代わってあげたい。
これほど強く思ったことは初めてだった。
娘の入院レポの全編はこちらから!
[入院1]娘が高熱で搬送された話 ~わかってもらえぬ異常~
[入院2]娘が高熱で搬送された話 ~信じられない光景~
[入院3]娘が高熱で搬送された話 ~考えてはいけないこと~
[入院4]娘が高熱で搬送された話 ~更なる苦痛~ ←今ココ
[入院5]娘が高熱で搬送された話 ~熱性けいれんじゃない?!~
[入院6]娘が高熱で搬送された話 ~まさかの病名~
[入院7]娘が高熱で搬送された話 ~入院生活と疲れ~
[入院8]娘が高熱で搬送された話 ~溜まり溜まったストレス~
[入院9]娘が高熱で搬送された話 ~髄膜炎の原因~
[入院10]娘が高熱で搬送された話 ~忘れないように~
[入院11]娘が高熱で搬送された話 ~後日談 前編~
[入院12]娘が高熱で搬送された話 ~後日談 中編~
[入院13]娘が高熱で搬送された話 ~後日談 後編~
今回はおそらく熱性けいれんかと思いますが、
髄膜炎などの大きな病気が潜んでいる可能性もありますので、念のため髄液をとらせていただきます。
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